本専攻について

これまで、スポーツや武道の高度職業人レベルの指導者養成は、主として修士課程で行われてきました。
これに対して、現在では、高度職業人レベルのスポーツ指導者を指導できる人材の養成が求められるようになっています。

わが国では、現在、スポーツ振興政策を推し進めていく上で、高度職業人レベルのスポーツ指導者の養成は緊急の課題となっています。しかし、現行の体育系博士課程では、研究者の養成に力点を置いているために、コーチングの実務に関する技能と高度の研究能力を併せ持った人材を育成することは困難になっています。

本専攻は、これら高度職業人レベルの指導者を指導できる、コーチングに関する確かな実務能力と高度の研究能力を兼ね備えた実務型博士の養成を目的としています。
現在、国内外の大学院博士課程において、コーチングに特化した専攻は存在しません。その理由は、他大学では、今日の高度化した競技スポーツのコーチング実務と大学院教育の両面に直接携わっている教員を多数確保できないところにあります。

本専攻では、「コーチング論」、「トレーニング学」、「スポーツ運動学」、「コーチング学Ⅰ(個人)」、「コーチング学Ⅱ(球技)」、「コーチング学Ⅲ(武道)」の6分野に、国際クラスの選手の指導経験と高度の研究能力を併せ持った18名の教員を配置して教育と研究が展開されます。

本専攻は、コーチング学に特化した世界初の博士課程として、教育系ならびに体育系の大学および大学院においてコーチングに関する高度の教育と研究を担当できる人材、各種競技団体やスポーツ組織において先導的役割を果たすことができる人材等を養成することになります。