コラム

コーチング学学位プログラムの意義

コーチング学学位プログラムに在籍する学生は、コーチとして、あるいはアスリートとして競技パフォーマンス向上に奮闘する日々を過ごしながら、博士論文作成に向かって研究を積み重ねています。何事も一筋縄ではいきません。
 現場と研究を往還する。現場は研究の成果を待ってくれません。多くのトレーニングは蓄積されてきた科学的なエビデンスをもとに行われます。しかし、時にはそれを待たずに挑戦しなければならいことがあります。その挑戦を支えるのは、豊かな現場経験から得た知見と研究活動で培ってきた論理的思考、さらに勘と勇気だと思います。多種多様なバックグランドを持ち、それぞれが高い志を持って競技に取り組んでいる仲間たちとの時間がその力を高めてくれます。
 スポーツでの勝者は華やかです。しかし、そこに至る過程は決してスマートではありません。失敗は当たり前です。悩み、苦しみがらも前に進まなければなりません。互いが本音を曝け出しながら成長していく、そんなコーチング学学位プログラムであって欲しいと思っています。

コーチング学学位プログラムリーダー
中山雅雄

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